アラフェス2020がくれたもの

5月28日、新緑の風に乗り届いた吉報。

新しくなった国立競技場に立つ彼らが手元に届くらしい。

嵐からのプレゼント。暑い夏が待ち遠しい。

 

 

7月28日、うだるような暑さの中届いた夢が詰まった円盤。

嵐による嵐とファンのためのお祭り。嬉しいはずの円盤もなぜだか開ける気分になれない。5人の姿が恋しくなるから。5人の姿を求めてしまうから。

でも、これは嵐からのプレゼント。覚悟を決めて見に行こう。嵐が残してくれた彼らの勇姿を。もう一度この目で。

 

 

 

夢が詰まった円盤には嵐が残してくれたもの・嵐からのプレゼントがちりばめられていた。

 

 

アラフェス2020がくれたもの

 

2020年の嵐

誰もが生で見たいと望んだ姿。結果から言うと未曾有のウィルスによって嵐の2020年生パフォーマンスを見れた人はいないんだけど、2020年の嵐が形に残って嬉しかった。正直、アラフェスの時にはカウントダウンムードになってたし現場はないんだろうなって諦めていたところがあったから配信であっても彼らのパフォーマンスが見られて嬉しかった。

 

国立競技場に帰ってきた嵐

overtureで嵐×国立競技場を振り返ることで2020年に”史上初”として国立競技場でライブができることの大きさとありがたさを感じた。2013年のアラフェスで誓った約束、「7年後必ず戻ってくる。」有言実行してくれてありがとう。数々のコンサートで歌い、再三誓った「一番になって必ず戻るから」2020年の嵐は、”世界一アルバムを売った歌手”というギネス記録を引っさげて帰ってきた。

「もし、コロナがなかったら…」そんなたらればをしてしまうとキリがないけど、7万人のファンに囲まれて大歓声の中で歌ってる嵐が見たかったし、グループとしてオリンピックにかかわっている嵐が見たかった。日本選手団の背中を押すカイト、そんな選手の姿に活気づく日本。2020年の間に実現することはなかったけど、嵐が国立競技場の真ん中で歌ったカイトには”あるはずだった2020年”と”現実”の両方があった。

 

いつも通りの嵐

アラフェス通して有観客の時と全く同じパフォーマンスだったのがすごく嬉しかった。だれもいない客席に手を振る嵐、いつも通りの煽りをしてくれる嵐。どれも大切にしたいな。欲を言うなら誰もいない客席は見せたくなかったけどまるでそこに誰かがいるかのようなパフォーマンスに胸を打たれた。

MCでもいつもみたいに内輪な会話で盛り上がてくれてたのすごくうれしかった。二宮くんが言った「実家のリフォームが終わった感じ」という言葉はかなり的を得ている気がするな。嵐にとって国立競技場は特別な場所だから。

 

先輩嵐

2019年あたりから、嵐がいろんな後輩をバックにつけたりコラボしたりしてて少し疑問に思ってたんだけど、”嵐のバックで踊った”っていう経験を積ませたかったんじゃないかな。「嵐と一緒に立ったステージは格別だった。」「嵐のバックに付けなかったことが後悔。」って言ってくれるデビュー組の後輩がいるのは事実だし。それくらい後輩にとって、”嵐と一緒に”っていうのは憧れでもあるから。ある種の思い出にもなっただろうし。休止までに嵐が後輩に残せること、できることは嵐のステージを肌で感じさせることだったんじゃないかな。

 

世界一のショーをする嵐

PART1ももちろんよかったんだけど、PART2は嵐の神髄を見た気がした。嵐のファンだけじゃなくていろんなグループのファンが見ることが想定されたPAR2で「日本一、いや、世界一のショーを見せてやるよ!」って言い放った嵐。さすがに痺れた。国立の風船も国立の花火も完全で完璧な野外の形。嵐の国立がそこにはあった。

PART1のオープニングにメインどころのLove so sweetを持ってきた演出家松本潤には頭が上がらんね。始めて国立に立った2008年と全く同じ始まり方を新たな国立の始まりに持ってきたのすごく良かった。しかもFC会員限定のPART1に歌ったのがよかった。この演出のデカさや意味を分かってくれるのは俺らのファンしかいないって言ってくれてる気がして。

対してPART2のオープニングは5×20。これにはいろんな見方があるだろうなって思った。5×20をオープニングに置いたことに対して特に明言がされてないからここからは憶測だけど、5×10で幕を閉じたPART1からの繋がりともとれるし、5×20で本編の幕を閉じた5×20ツアー後初のコンサートという繋がりにも思えるし、PART2から見る他グループのファンの人に嵐の21年、嵐が21年かけて作り上げるみんなとのお祭りを知らしめる曲にも思えて感動したな。勝手にクライマックスに歌われる曲だと思ってたからアラフェスの開会を告げる5×20に自然と涙が出た。

いつも通りの嵐がいながら、新しい演出にもたくさん挑戦してたし無観客だからこそできる演出もしてたし、いままでの形を重視しながらも新しい演出を積極的に取り入れる姿にものすごく嵐を感じた。

 

 

アラフェス2020が残してくれたもの。

2020年の嵐、悔しさや葛藤、叶うことがなかった夢、夢にまで見た2020年。

たくさんの人の希望に満ちていた2020年、色々ありすぎた2020年。そのすべてがそこにはあった。どれも私たちへのプレゼントになっている。たくさんの感動をありがとう。

 

 

偶然なのか狙ったのか、リリースはオリンピック真っ只中の7月28日。今この瞬間もアスリートが新しい記録に向かって奮闘している国立競技場に立つスーパーアイドルの嵐。

2020年11月3日は間違いなく一番楽しい1日だったよ。素敵な思い出。